脳と運動
(以前、noteで公開した記事を改編してお届けします) 運動は体に良いものですが、脳の健康にも良いことが最近はよく言われるようになっています。 そこで、今回は、運動の脳の関係についての論文を紹介したいと思います。 脳は、歳をとると少しずつ弱ります。...
個人の健康データから自殺を予見
今回は、個人の健康データから自殺企図のリスクを予見するという研究をシェアします。 引用元:Predicting Suicidal Behavior From Longitudinal Electronic Health Records. The American...
HIVと脳の炎症
(こちらは昨年にnoteで公開した記事です) エイズの原因ウィルスである HIV(ヒト免疫不全ウイルス)はだれでも聞いたことがあると思います。 かなり治療法が確立されてきましたが、まだまだ怖い感染症です。 なんと、世界で約3500万人も感染者がいます。...
認知症と道路
今回は認知症と道路の研究を紹介します。カナダの研究です。 引用元:Living near major roads and the incidence of dementia, Parkinson's disease, and multiple sclerosis: a...
うつ病ガイドライン徹底解説11 薬を使うときの注意点
今回は、薬による治療について説明します。 うつ病の薬を「抗うつ薬」と呼びますが、この抗うつ薬には副作用があります。(ちなみに、副作用の無い薬はありません) 吐き気や下痢、眠気などが多い副作用ですが、さらに注意しなければいけないのは「アクチベーション」というものです。...
パニック障害の治療の研究のまとめ
強い不安感や恐怖感と共に、胸がドキドキしたり、息苦しくなったりする症状をパニック発作と言います。 このパニック発作が何ヶ月も続く病気をパニック障害と言うのですが、パニック発作は他の病気でもよく起こるため、少し病気の定義がややこしいです。...
認知症になる前の不眠症
昨年にnoteで公開した記事を一部修正してお届けします。有料マガジン「世界最先端のメンタルの研究をシェアしましょう」のサンプルとお考えください。 実は、認知症になると、夜に眠れなくなる人がたくさんいます。 今回は、認知症と不眠症の関係についての研究を紹介します。...
うつ病の混合状態
これは、うつ病の混合状態についての記事になります。 実は、うつ病といっても、色々なタイプがあります。 うつ病と似た病気に双極性障害(躁うつ病)があります。 うつ状態や躁状態といったハイテンションで活動的になる症状が繰り返される病気です。...
うつ病ガイドライン徹底解説10 心理教育、うつ病の説明
今回は、うつ病の治療を始める時に、どんな説明をしたら良いのか解説します。 うつ病ガイドライン徹底解説9でも説明した通り、うつ病についての説明は心理教育と言い、治療上とても重要となります。 ここでは、もう少し突っ込んで、どのように説明するかを解説します。...
脳梗塞とうつ病
昨年、noteに公開した記事を一部修正して記載します。 脳梗塞とうつ病の関係についての論文を紹介しています。 引用元: Post-Stroke Depression: A Review. The American Journal of Psychiatry. 2015....