社交(社会)不安障害 最近の治療の研究
社交不安障害とは、人から注目されるのがとにかく怖いという病気です。 例えば、人前で発表する、大勢の前で発言する、などといった場面で、恐怖感、緊張感、不安感が強くなり、心臓がドキドキしたり、冷や汗をかいたりしてしまいます。...
うつ病ガイドライン徹底解説9 治療計画
今回は、うつ病の治療計画について、大まかな概要を説明します。 うつ病の治療では、まず、治療場面を選択しないといけません。 つまり、外来治療か入院治療かを考えるということです。 うつ病の治療は基本的には、通院治療、外来治療で行いますが、ある程度の重症度がある場合は入院治療を考...
うつ病ガイドライン徹底解説8 うつ病に関係する精神疾患
うつ病になると、他の精神疾患もなりやすくなります。 こうした他の精神疾患が一緒にあるケースでは、治療方針が変わることもあるので、確認する必要があります。 可能性が高いものは、パニック障害や社交不安障害(社交恐怖)、強迫性障害、アルコール依存症、薬物依存症などです。...
うつ病ガイドライン徹底解説7 自殺、自傷
今回は、うつ病の話をする上で欠かすことのできない、自殺、自傷について解説します。 うつ病になると、死にたいという気持ちが強くなり、自殺してしまったり、自分を傷つけてしまったりする場合があります。 ただ、もちろん全員というわけではありません。本当に一部の方です。...
未成年の飲酒問題の研究
最近は人工知能に注目が集まっています。 そのため、機械学習、マシーン・ラーニングという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。 機械学習とは、コンピューターがデータを統計学的に解析して、傾向、相関関係などを計算する手法です。...
うつ病ガイドライン徹底解説6 検査
今回はうつ病の診察で必要な検査について解説します。 この「施行すべき検査」は4つの項目に分かれます。 順番に「血液・尿検査」「生理学的検査」「画像検査」「心理検査」となってます。ここでも、この順に解説します。 まずは血液検査ですが、残念ながら、うつ病を診断する血液検査という...
うつ病ガイドライン徹底解説5 女性の場合
さて、うつ病のガイドライン、第1章の解説の続きです。 今回は患者さんが女性だった場合についての説明です。 うつ病は女性がなりやすい病気ということもあり、男女の差を考えないといけない病気になります。 さて、男女の差とは、どんなものでしょうか?...
うつ病ガイドライン徹底解説4 睡眠
さて、引き続き日本うつ病学会のうつ病ガイドラインの第一章「うつ病治療計画の策定」を解説していきます。 今回はうつ病の具体的な症状について解説します。 うつ病には、気分が落ち込むという代表的な症状の他に、食欲が低下したり、気力が衰えたり、集中して考えられなくなったりと色々な症...
うつ病ガイドライン徹底解説3 ストレス
さて、「日本うつ病学会治療ガイドライン II.うつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害 2016 」の解説を引き続き行なっていきたいと思います。 前回は過去の情報、その人がどのように生きてきたかという情報(専門用語でいう「生活歴」)が大事ということを話しました。...
うつ病ガイドライン徹底解説2 生活の様子
さて、「日本うつ病学会治療ガイドライン II.うつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害 2016 」の解説を引き続き行なっていきたいと思います。 前回は、まず最初の情報収集の部分について説明したと思います。その中で、身体の病気、内科的な病気についての確認が大事だということまで...