認知症になる前の不眠症
昨年にnoteで公開した記事を一部修正してお届けします。有料マガジン「世界最先端のメンタルの研究をシェアしましょう」のサンプルとお考えください。 実は、認知症になると、夜に眠れなくなる人がたくさんいます。 今回は、認知症と不眠症の関係についての研究を紹介します。...
うつ病の混合状態
これは、うつ病の混合状態についての記事になります。 実は、うつ病といっても、色々なタイプがあります。 うつ病と似た病気に双極性障害(躁うつ病)があります。 うつ状態や躁状態といったハイテンションで活動的になる症状が繰り返される病気です。...


うつ病ガイドライン徹底解説10 心理教育、うつ病の説明
今回は、うつ病の治療を始める時に、どんな説明をしたら良いのか解説します。 うつ病ガイドライン徹底解説9でも説明した通り、うつ病についての説明は心理教育と言い、治療上とても重要となります。 ここでは、もう少し突っ込んで、どのように説明するかを解説します。...
脳梗塞とうつ病
昨年、noteに公開した記事を一部修正して記載します。 脳梗塞とうつ病の関係についての論文を紹介しています。 引用元: Post-Stroke Depression: A Review. The American Journal of Psychiatry. 2015....
社交(社会)不安障害 最近の治療の研究
社交不安障害とは、人から注目されるのがとにかく怖いという病気です。 例えば、人前で発表する、大勢の前で発言する、などといった場面で、恐怖感、緊張感、不安感が強くなり、心臓がドキドキしたり、冷や汗をかいたりしてしまいます。...


うつ病ガイドライン徹底解説9 治療計画
今回は、うつ病の治療計画について、大まかな概要を説明します。 うつ病の治療では、まず、治療場面を選択しないといけません。 つまり、外来治療か入院治療かを考えるということです。 うつ病の治療は基本的には、通院治療、外来治療で行いますが、ある程度の重症度がある場合は入院治療を考...


うつ病ガイドライン徹底解説8 うつ病に関係する精神疾患
うつ病になると、他の精神疾患もなりやすくなります。 こうした他の精神疾患が一緒にあるケースでは、治療方針が変わることもあるので、確認する必要があります。 可能性が高いものは、パニック障害や社交不安障害(社交恐怖)、強迫性障害、アルコール依存症、薬物依存症などです。...


うつ病ガイドライン徹底解説7 自殺、自傷
今回は、うつ病の話をする上で欠かすことのできない、自殺、自傷について解説します。 うつ病になると、死にたいという気持ちが強くなり、自殺してしまったり、自分を傷つけてしまったりする場合があります。 ただ、もちろん全員というわけではありません。本当に一部の方です。...
未成年の飲酒問題の研究
最近は人工知能に注目が集まっています。 そのため、機械学習、マシーン・ラーニングという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。 機械学習とは、コンピューターがデータを統計学的に解析して、傾向、相関関係などを計算する手法です。...


うつ病ガイドライン徹底解説6 検査
今回はうつ病の診察で必要な検査について解説します。 この「施行すべき検査」は4つの項目に分かれます。 順番に「血液・尿検査」「生理学的検査」「画像検査」「心理検査」となってます。ここでも、この順に解説します。 まずは血液検査ですが、残念ながら、うつ病を診断する血液検査という...