• Tomoyuki Saito

回答:幼少期の家庭の問題と大人になってからの情緒


下記内容で質問をいただきましたので回答します。幼少期の家庭の問題が関係するようなケースかと思います。

■年代を選択してください。 30代 ■性別を選択してください。 女性 ■子供時代について教えてください。 両親は不仲でしょっちゅう喧嘩。 母は理不尽に突然キレる人で、よく道端に放置されたり、平和な食卓が台無しになった。叩かれる事も頻繁にあった為、常に気を遣って怯えていた。 性格は活発で変顔をしたりして周りを笑わせるのが好きだった。 人見知りの為、学校では非常に引っ込み思案だった。そのせいで多くのいじめも受けた。成績は良かった。 ■いつから、どんな症状があるのか、時間の流れに沿っ... 子供の頃から対人緊張や恐怖感が凄く強く、震えや硬直、腹痛があった。いじめや母からの虐待等、様々なストレスからリストカットもしていた。 20代になり自傷はおさまったが、対人緊張は強いままで、異常に落ち込んだり、過剰なダイエット、といった問題が生じた。 一時対人恐怖がましになった様に感じられたが、30代になりまたひどいあがり症になる。ストレスで声が出なくなる時期があったり、トラウマから自殺未遂。 自信がないことから変な男性につかまりやすく、交際した男性からDV.モラハラを受け、精神的におかしくなる。 後になるとよく覚えていない様な行動を何度か衝動的に繰り返してしまったり、動悸や目眩、胸痛、全身の痛みに悩まされる。 また、更に過剰なダイエットにはまってしまい、低体重にも関わらず、体重にこだわり極端な食事制限を続ける。 カロリー管理の為に人と食事をしたくないし、関わるのも億劫になり、無気力で、自分の殻の中に閉じこもり、楽しいことが何もない様に感じる。非常に疲れやすく、意欲も低下している。 ■現在の生活、職場環境や人間関係について教えてくだ... 意を決して一人暮らしを始めたが、過緊張と過剰な食事制限の為にいつも体調が悪く、就活が難航している。まだ友人はできていないし、家族と会うとストレスな為、あまり会う事もなく、孤独感が募る。情緒不安定と体の痛みも続いている。 ■もし、家族や親戚に精神疾患や認知症の方がいれば、... 診断はされていないが、母がよく自分を鬱だと言っていた。 繊細な性格で色々と悩み、自殺してしまった親戚もいる。 ■最後に、何か聞きたいことや相談したいことがあれば... 精神的な問題をちゃんと治療しないまま、どんどん悪化し、すっかりこじらせてしまった感があります。 今さら立ち直ることなど、可能でしょうか?生活保護か障害年金も視野に入れれるレベルでしょうか? どこに相談したら良いのでしょうか? ふらふらなので通院するなら付き添いの方がいてほしいですが、そんなサービスは受けることは可能でしょうか。 また、考えられる病名と、どんな心理療法、薬が必要かなど、教えて下さい。長々すみませんが、本当に困っています。どうかよろしくお願いいたします。

質問者さんは、子供の頃に端を発する症状が続いているようです。

子供の頃に虐待を受けていると、大人になってからも精神状態が不安定になりやすいことが疫学調査でよく指摘されています。

全員が全員というわけではなく確率論なのですが、それでも子供の頃の家庭環境は大事だということが言えると思います。

精神科の病名は、基本的に症状に名前をつけるだけです。例えば、他人と関わると強い不安感や恐怖感を覚えるなら、社交不安障害とつけます。

過剰にダイエットをするなら摂食障害とつけます。摂食障害と社交不安障害の両方の症状があれば、両方とも病名をつけます。

うつ病はほとんど毎日、ほとんど一日中気分が落ち込んだり、意欲が出ない場合につけます。厳密に基準に合うほど症状が続いている人は少なかったりしますが、それでも症状が続く場合はうつ病という診断名もつけます。

ただ、見れば分かると思いますが、原因が何であれ、症状だけで病名をつけているので、病名にあまり意味がないと言うこともできます。物事の本質は原因にありますから、原因を解明して治療するのが理想です。

もし、過去のトラウマが原因なら、過去のトラウマに焦点を当てて心理療法を行う方が良いでしょう。ただし、なかなか原因がはっきりしない場合もあるので、そうなると治療を考えるのが難しいのですが。

また、食事をあまりにも摂らないと、それだけで意欲が出なかったり、うつ症状が出たりするので、栄養状態も心配なところです。食事を摂っていても、偏っていてビタミンが欠乏すると、うつ症状が出ることもあります。例えば、葉酸というビタミンが欠乏すると、うつ症状が出ます。

人間が生きているのは食べてエネルギーを産生しているからです。食べないと体力だけでなく、心のエネルギーも失うことは知っておいた方が良いと思います。

自分に自信が持てず、過剰に体型を気にしてしまう方も多いですが、健康を壊すと生活や仕事が回らないので、余計に自信を失ってしまうという悪循環におちいる場合も少なくありません。

薬についても質問がありますが、薬は効果と副作用があることは知っておいてください。一般論ですが、どの薬も副作用より効果が上回る場合や、ある程度の重症度があり使う方が良いと判断できる場合に使用します。ただし、薬だけで全ての精神症状が改善するわけでもありません。ある程度は効果があっても、完全に良くならないことも珍しくありません。それでも、効果が副作用を上回るなら、使う意味はあります。

また、質問者さんは、お金の問題もあるようです。生活保護については、役所に相談する必要があります。経済状況により、支給の判断が下されます。障害者年金については、医師の診断書を求められます。この時、病名よりも現在の生活の状態、生活における障害の強さが重要になります。どのみち、精神科への受診が必要です。

精神科医は色々な人がいますので、患者さんによって合う合わないがありますが、まずは病院やクリニックに行ってみないと何も始まりません。とりあえず、ネットなどで調べて受診してみることをお勧めします。

何歳になっても治療は可能ですし、回復の見込みはあります。質問者さんくらい、過去や現状を振り返れている方であれば、回復しやすいと思いますよ。自己分析する能力が高い方が、心理療法は成功しやすいですから。

#社交不安障害 #摂食障害 #QA

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