• Tomoyuki Saito

回答:トラウマの対応


下記内容で質問がありましたので、回答します。

■年代を選択してください。

20代

■性別を選択してください。

女性

■子供時代について教えてください。

機能不全家族で育ったため、非常におとなしくビクビクして過ごす子どもでした。

父親は酒乱で乱暴、身体的にも精神的にも虐待を行う人でした。性格は短気で理不尽、理論的な話し合いができなく、気に入らない事があると直ぐに手をあげて怒鳴り散らすような人物です。ただ、外面は非常に良く内弁慶というタイプでした。

母親も父親からのDVを受けていましたが、母親自体にも問題があり、父親からのストレスを私にぶつけて理不尽に怒鳴ったり叩いたり一緒になって虐待をする事もありました。理論的な話し合いができず、私に興味がなくネグレクトもしていた人物です。

私には年の離れた姉と兄がおりますが、二人とも要領が良いタイプで可愛がられていました。私は両親が年をとってからの子で、欲しくなかったのにできてしまった子どもなので常に上と比べられて虐げられて育ちました。

そんな環境で育ったからなのか、常に落ちこぼれで取り柄もなく自己肯定感の低い子ども時代でした。

■いつから、どんな症状があるのか、時間の流れに沿っ...

物心つく頃には親兄弟が大嫌いになり、高校卒業後は親元を離れて一人暮らしをしておりました。母親に離婚するよう何度も説得を試みましたが離婚にいたらず、高校卒業前くらいには父親が蒸発しました。

その後、父親が倒れたと連絡があり生活保護申請および生活支援の依頼が行政から届いたので拒否しました。母親にもきちんと裁判するなりして離婚するよう言いましたが、母親自身も問題ありな人間なので聞入れず…。

その後は過去の虐待などの辛い記憶がトラウマとなっているため、親兄弟とはほぼ絶縁して10年弱になります。

現在ですが、仕事に支障が出る程の不注意があると自分で気がつき大学病院の精神科を受診し、不注意型のADHDと判断され継続的にストラテラのみの服薬で通院しています。

今現在は問題の家庭から離れたことにより、明るく日々楽しく過ごしております。

主治医からも、明るく楽しい性格だから不注意は個性の一環として考えて過ごせば問題ないと言っていただけています。

ここからが相談です。

普段、基本的には問題なく過ごせているのですが、私自身の生まれ育った環境の事で時々フラッシュバックがおきたり、夜中夢をみて泣きながら起きてしまう事があります。

お付き合いする方も、年の離れた男性ばかりで愛着障害なのでは??と考える事があります。

その事を踏まえて、主治医にはカウンセリングを受けたいと相談しているのですが、今こうやって頑張ってるんだから、昔の嫌な事はなるべく考えないようにしたほうがいいよ、と言われカウンセリングは受けれておりません。

先日も10年ぶりくらいに、蒸発した父親が生活保護申請していると行政から連絡が来てしまい、またモヤモヤした気持ちが蘇ってきてしまいました。

私はやはり、主治医の言う通りカウンセリングを受けないでなるべく関わらずに過ごしていった方が良いのでしょうか??

ちなみに主治医は私の家庭環境をお話しした時、そんなクズな家庭環境だったのによくそんなに真っ直ぐ育ったねぇ。とか、父親の事

を話した時に、死ねばいいのにね。など、割とストレートに意見を言うタイプの方です。

(専門医と指導医なのでキャリアのある方です)

どうぞご回答宜しくお願い致します。

■現在の生活、職場環境や人間関係について教えてくだ...

現在は都内の大手企業で事務のお仕事をしております。職場環境は割とドライですが、飲みに行ったり上司には可愛がってもらっています。女性社員は少なく、女性同士のいざこざはそれなりにあります。(主に嫉妬)

■もし、現在治療中の身体の病気・ケガや、過去に治療...

ADHD/不注意のみなので正確にはADD

■もし、家族や親戚に精神疾患や認知症の方がいれば、...

父親はおそらくADHDだったのではないかと思っております

■最後に、何か聞きたいことや相談したいことがあれば...

主治医の先生からは、あなたは明るくて楽しい性格だからしっかりした人を見つけて早く結婚しなさい。と言われています。

ですが、私はADHDが遺伝する事もあるだろうし、家庭環境が悪かったので結婚に夢を持たず、更に子どもを同じように虐待してしまいそうで怖くて結婚は絶対にしたくないと思ってしまいます。

現に子どもがとても苦手でかわいいと思えません。

これらも含め、カウンセリングを受ければいつかは改善されるのでしょうか??

宜しくお願い致します。

・・・・・回答・・・・・

では回答にうつります。ただ、今回は医学的な話というより、価値観の話に近いので、正しい答えはありません。また、私の個人的な見解が多くなります。あらかじめ、ご了承ください。

さて、本題に移りますが、まず、前提となる話を説明します。

幼少期に虐待を受けた人は、PTSD(外傷後ストレス障害)だけでなく、さまざまな精神的問題を引き起こす「ことが」あります。ただ、全員というわけではありません。虐待を受けたから必ず精神疾患になるとか、必ず治療しないといけないというものでもありません。

また、日本で行われているカウンセリングとは幅広い意味合いがあります。専門的な精神療法をカウンセリングと呼ぶこともありますし、専門性のない簡単な相談でもカウンセリングと呼びます。欧米の映画やドラマに出てくるカウンセリングを想像しながら、日本でカウンセリングを受けると、ギャップに驚くこともあるかもしれません。

たとえ専門的な精神療法を受けたとしても、症状が改善する場合もあれば、そうでない場合もあります。あまり期待しすぎると、がっかりしてしまうかもしれません。専門的な精神療法を受けると、かえって辛くなったり、症状が悪化することもあります。例えば、PTSDの治療として、トラウマを克服するために過去を思いだすというプロセスをとることがありますが、過去を思い出して情緒不安定になったり、悪夢が増えたりすることもあります。

つまり、薬だけでなく、精神療法、カウンセリングと呼ばれる手法にも、「副作用」があるということです。メリットだけでなく、デメリットがある。良いところもあれば、悪いところもあるわけです。なので、治療は「どうしても必要」という場合に限って行われる方が健全かと思います。

質問者さんが、今もトラウマによって非常に苦しんでいて、普通の生活ができないというなら、副作用があるとしても治療を受けることを考えて良いと思います。ただ、質問者さんは「普段、基本的には問題なく過ごせている」と言っています。それなら、そこまでカウンセリングにこだわらなくても良いのかなと思います。

質問者さんの主治医は、「今こうやって頑張ってるんだから、昔の嫌な事はなるべく考えないようにしたほうがいいよ」という意見だということ。ここについては、私も同意見です。

あと、虐待を受けた人が自分の子供に虐待をするという負の連鎖も最近はよく語られるようになりました。確かに、そういう傾向はあるのでしょうが、これも、別に全員がそうなるわけでもありません。自分自身が虐待を受けたとしても、自分の子供には虐待をしない人がたくさんいることも知っておいて良いと思います。

また、単に子供が苦手というだけなら、別に病気ではありませんし、治療により改善しないといけない問題ではありません。「改善」と言ってしまうと、なんだか子供を好きな人が「善」で、子供が苦手なのは「悪」みたいな印象を受けますが、そんなことはないですよね。誰だって苦手なものはありませんが、それだけで悪者になるはずはありません。子供が苦手で近付かれるとすぐに殴ってしまうというのであれば問題がありますが、ただ心の中で苦手だと思っているだけなら、なにも悪いことはないです。

質問者さんは、結婚や出産についても悩んでいるようですが、以上のことを踏まえて、考えるのが良いかと思います。結婚は、したければして良いですし、したくなければしなくて良いものです。結婚するかしないかは、価値観の問題で、正解はありません。精神医学的に正しい答えがあるわけでもなく、医師が決めてよいことでもありません。医師から助言を受けるのは良いと思いますが、最終的には自分自身で決めて良いと思いますよ。

#QA #PTSD

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