
うつ病を放置すると脳に炎症が起きるかも
このページについて:うつ病の未治療期間が長いと、脳に炎症が起きる可能性を指摘する研究報告を紹介します。 うつ病は休むだけで自然に治る人もいないわけではありませんが、基本的には精神科で治療した方が早く良くなります。治療しないでいると、なかには重症化してしまう場合もあります。うつ病は自殺にもつながる病気ですから、重症化させては危険です。こうしたことから、うつ病は早期治療が大事だと考えられています。 うつ病の治療について詳しく知りたい方はこちら しかし、うつ病の早期治療が大事だということは、他にも理由があるようです。今回は、うつ病を治療しないでいると脳に炎症が起こるという研究結果をご紹介します。これはカナダで行われた研究です。 引用文献:Setiawan E, et al. Association of translocator protein total distribution volume with duration of untreated major depressive disorder: a cross-sectional study.